環境と文化への取り組み
中山倉庫の環境への取り組み
そもそもビッグバンが起こったあとの宇宙は光に満ちていました。そこにガスが合成され星が生まれ、その中のひとつである地球にたまたま水ができ、生命が誕生しました。環境を守るということは、わたしたち生命体の来し方と行く末を考えることにつながります。このことをイメージする方法として「湖南企業いきもの応援団への参画」と「グリーン経営の導入」を行っています。
グリーン経営について
中山倉庫株式会社は、社の『経営基本理念』に基づき、環境汚染の実態を憂慮し、責任ある企業人として自覚を持ち、環境美化の保全・資源のリサイクルに努め、 安心して暮らせる豊かで住みよい社会の実現に向けて環境保全活動を継続的に推進します。
行動指針 Action agenda
- 環境保全活動の推進による省エネ化・省資源化の向上を図るため、エコドライブに取組み、エネルギー資源の節約した運転と作業の中でのムダの排除による省資源化を目指します。
- 環境負荷物質(Nox、PM、CO2)の排出抑制に向けて(施設・設備・機器類)点検・整備を徹底します。又、廃棄物の削減に努めると共にリサイクル活動を推進し、回収、分別、管理、処理を適切に行います。
- 全社員に対する環境教育の周知徹底によるモラル向上を図るため、社員に対し環境教育の徹底と省エネルギー運転・エコドライブの必要性の環境教育を指導します。
- 環境関連法令・条例を厳守し、環境汚染防止を図りながら、継続的な環境改善に努めます。
- 環境活動目標を設定し、目標達成の継続的改善のため、エネルギー効率向上の推進活動目標を明確にし、その達成に全社員で取組みします。又、環境活動目標は必要に応じて見直しを行います。
- 地域社会に対する美しい環境を維持するため、当社周辺の整備・清掃を推進すると共に周辺地域とコミュニケーションを図り、地域社会に貢献します。
義務の効率化を推進するための計画 Efficiency improvement plan
(エネルギー効率向上の基礎知識10項目)
- 貨物の適正な配置管理をする。
- 不必要な照明の消灯を徹底する。
- 事務所・休憩室内のエアコンの使用を控えめにする。(夏期28℃、冬期22℃)
- 低温倉庫は、適正温度で管理する。(15℃以下)
- フォークリフトの始業前点検を確実に実施する。
- 運転席から2分以上離れる時は駆動スイッチを切る。(アイドリングストップ)
- バッテリーの充電には必要な時間を確保する。
- フォークリフトの運転技能講習会修了証の携帯を徹底する。
- フォークリフトの走行スピードは10km/時以下とする。
- 急な発進・停止・旋回はやらない。
グリーン経営認証とは
交通エコロジー・モビリティ財団が国土交通省、全日本トラック協会と協力をし、トラック事業者が自ら環境保全に関する活動を行えるようなマニュアルを作成。 それに基づき一定以上のレベルを超えた事業者に与えられる認証。
平成14年3月19日に内閣総理大臣を本部長とする地球温暖化対策推進本部において、 「地球温暖化対策推進大綱」が決定され、その中で運送事業者のグリーン経営が温暖化対策のひとつとして位置付けられた。
「湖南企業いきもの応援団」について
身近な河川に腰まで入って継続的に調査することで、幼なこころを思い出しながら身体で環境を感じることを行います。
滋賀県経済同友会の「琵琶湖いきものイニシアティブ宣言(2009)」に呼応した、業種を超えた地元企業を中心に、学と官も交え設立された団体です。この宣言は「滋賀県の経済人として『企業は持続可能な経済活動』『地域の自然再生への貢献』を軸とし、経営者自らが活動の先頭に立ち活動する」というものです。
地道な活動は地元小学校との連携へと広がり、子供たちの身近な河川を通じた環境学習のお手伝いもしています。
中山倉庫の文化への取り組み
経済活動はグローバル資本主義の中で行われていますが、資本効率が優先されるあまり、日本で育まれてきた文化がかき消されてしまうような時代になっています。わたしたちは日本という方法によってつくられてきた文化を守り、発信することにかかわっています。
「元・正蔵坊と古庭園を楽しみ守る会(ながらの座・座)」への協賛
「ながらの座・座」は、登録有形文化財の歴史的建築物と古庭園という歴史と自然と生活空間が一体になったこの空間で、コンサートやワークショップを開催しています。建築物や景観を保存するだけでなく、新たな文化をはぐくみ楽しむ空間として蘇らせ、守り・伝えて行く活動を行っています。
湖国と文化への掲載
滋賀県には縄文時代から近代まで、一級の文化財やそれにまつわる文化が地域に点在して残っています。
それらを永年にわたり取材し広めている『湖国と文化』((財)びわ湖芸術文化財団発行)に広告を掲載し、側面から協賛しております。
それらを永年にわたり取材し広めている『湖国と文化』((財)びわ湖芸術文化財団発行)に広告を掲載し、側面から協賛しております。